数学が苦手な人の勉強法 オープン6点から本試5割までの軌跡
はい。
今回は受験界一のうん項科目数学についてです。
はじめは数学では、進研模試(友人曰く、ち◯こ模試)で偏差60が関の山、
受けた京大秋オープンでは驚異の6/150、得点率0.04パーセントという、コンドームの厚さ並みの点数を取っていました。
しかし、結果として京大に合格できましたし、さらに受験最後には数学勉強法の本質がわかった気がします。
数学ができない原因として、
数学は原理を理解すれば〜とか
数学は思考すればいい〜とか、こうした言葉があります。
そんな狂言に受験を始めてから2年位惑わされていて、3年目から暗記数学に乗り換え、何とか京大で合格点の5割(めっちゃ足引っ張ったうん項科目)を取ることができました。
まずは使った参考書からです。
•青チャート
•坂田だか誰かののベクトル (黄色いやつ)
•坂田の数列
•せか京
•研伸館 京大炎の文系数学100題 (ネットで買える。研伸館の回し者ではない)
以上です。
自分的には、研伸館のテキストが神でした。
オープン6/150というコンドームポイントを取ったのち、絶望しながらネットで京大対策について調べていた時に見つけたテキストで、11月から始めましたが、結局本試までに60点以上点数をあげてくれました。
数弱の方は、まずともかく
①教科書の内容理解
内容理解とは、例題の解き方がわかること。例題が解けるようになることであって、数学の難解な概念、定義がわかることではない。
ここに僕は相当な時間を無駄にしました。数学の本質を見つけたろうと、教科書相手に必死こいて何度も何度も、教科書の本質を探ろうとして、そのうち白目剥き出して、頭を90度後ろに倒れて、あうあうあうとか言いながらやるまでやっても点数は取れません(実話)
そんなことやってたら、高卒の肩書き、彼女、友達、家に家族、ありとあらゆるものを失うことになりかねません。
大事なのは、本質なんて問題を解かなきゃわからない。解いてく過程で理解できるということです。それでも本質大好きマンなら僕は何も言いません。
ただし駿台模試で高1ですでに偏差値75取っり、東大に現役合格した友人や、阪大医学部医学科の女の先輩(お姉様と慕う先輩)、
東工大の先輩、僕のかかりつけのお医者さんなど、いわゆる数強の方々は皆口を揃えて
「ただ覚えてるからできる」といっていたことだけは記しておきます。
②青チャー暗記
青チャみたいな簡単めの問題は暗記して瞬殺できるようにして下さい。
僕も、理解できませんでしたが、理解できないところは先生に片っ端から聞いていって、10回位手を動かしながら書き写したり、自分で解いてみたりして解けるようになりました。
③応用問題の暗記
ここでは青チャには載ってないが、頻出の受験定石を暗記していきます。
このレベルは、標問、100題、プラチカなどがありますが、これらも所詮は理解して暗記するだけです。考えません。
④思考訓練
ここまで来て初めて受験数学で、思考し、答えを導くということを許されるという、免許皆伝の時が来ます。
大問5つをセットにして、あるいは一問20-30分時間を測って解きましょう。
ここでもできなかった問題は暗記していきます。
確かにただ覚えてるからできるだけではないということは正しいですが、正しい思考法、正しい定石などを覚えないまま、思考するなんてことは、ハサミで屋久杉並みの大木を切ろうとするようなものです。
そうした定石を覚えることで、次第にハサミから鋸へ、鋸からチェーンソーへ進化していくのです。
ちょっといってることがわかんなくなってきたけど、とりあえず青チャくらいの参考書は秒殺できるくらい繰り返し、暗記して下さい。もちろん理解は必要です。
で京大炎の100題はおススメ本で、これも暗記しましょう。
その後に上級問題精講や、駿台のハイレベル問題集、過去問などを時間を測って解けばいいのです。
その際はしっかり思考し、解けなかったら、何故ダメやったかを分析し、問題をここでも覚えていって下さい。
結局は大数評価BCレベルの問題をいかに大量に暗記し、本質を発見しつつ、正確に本試で再現できるか、思考できるかが京大の鍵です。
僕がもう一年やることになっていたら、
上級問題精講
駿台のハイレベル問題
河合オープン過去問
京大25ヶ年 (10年くらいしかやってない)
東大25ヶ年
全部暗記すると思います。
まとめとして、
•数学は暗記
•大数BCレベルをいくつ暗記できたかが京大の合否に直結する
•炎の100題は神テキスト 暗記しよう
•僕は研伸館の回し者ではない。
ただし購入申し込み受付の人の声が可愛かった
という重要事項をまとめて終わりたいと思います。
チャオ!