不登校、高校中退の生徒へ かつての自分に言いたいこと 後編
前回の続き
今回も、かつての自分(不登校、高校中退、引きこもり)に言いたいことを書きます。
③外に出よう
これ。別に散歩しようとか、近所のスーパーに行こうとか、公園へ行こうとかいうんじゃなくて。
基本的に引きこもりは、外に出たくないのはわかりますが、
ネットサーフィンしてると、あ、ここ行ってみたいとか、見てみたい、というところが出てくることがあると思います。
その気持ちを大切にして、ぜひ出かけてみてほしい。
僕も実際に引きこもり時代に、四畳半神話体系というアニメを見て、京大の吉田寮に行ってみたいと思い、夜行バスでホテルも取らず、思い立って行ったことがあります。
行く前は不安だらけで、宿もないし、大変な旅でしたが、吉田寮の京大生の方々が、ゲームに誘ってくれたり、いろんな話をしてくれたり、一泊400円で泊めてくれたり、ご飯に誘ってくれたり、コタツで駄弁ったりと、とにかく親切にしてくれたのを覚えてます。
外国人留学生が酔っ払ったまま入ってきて、一緒にピザを注文しようぜ!って言ってきたときは流石にビビりましたが...
こうして、見知らぬ土地に行くと、自分が引きこもりとか、高校中退したとか、本当にきにする必要なくなります。
僕も、親切な京大生の方々に、自分は引きこもりで高校中退したことを告白しましたが、みんな京大にはそういう人も多いとか、アドバイスをくれたりしました。
(事実、ラ・サール中退、高認から京大生という方とご飯に行った)
吉田寮はいい意味で自分のこれまでの小さい価値観、物の見方を破壊してくれたと思います。
“旅先では人は変身できる”と誰か有名な人が言っていましたが、まさにその通りだと思いました。
だから、行きたいなぁと思った時には思い切って行ってみましょう。
その先でいい出会いがあるかどうかはわかりません。
でも、自分とその土地の人との関係には不思議といつものためらいをなくさせるものがあるものです。
ナンパの勢いでいくのもいいと思います。
温泉で知らないおっさんに話しかけるのもいいと思います。
思い切ってどうにでもなれという心意気で話しかけると、それが何かのきっかけになるかもしれません。
旅先では誰の目も気にせず、挑戦してみる。
そんなことが人生を動かすものです。
④やりたいことをやろう
③の続きみたいになるんですが、
やりたいと思ったことは、なんでもやってみましょう。
アニメを三日ぶっ通しで見る。
真夜中に散歩する。
旅先で気になった人に話しかける。
ネットサーフィンをしまくる。
(2ちゃんまとめは1日に100ページくらいみた。)
本を読みまくる。
オフ会に行く。
真夏の真夜中に、飲み物を飲みながら公園で、人生についてとか考え事をし、ノートに書き留める)
砂浜に寝転がってぼーっとする。
人に迷惑をかけない範囲で、やりたいことをやりましょう。
(注意 不登校とか、出席日数がやばい方は、真剣に進路を考えるべき)
高校中退して、時間があったり引きこもりで毎日退屈なら、自分のやりたいことをしましょう。
家に閉じこもって、つまらんネットなんか見てても何にも始まりませんし、現実には自分を助けにきてくれる美少女もいません。
引きこもりとか、高校中退とか、もう後がないと自分で考えてるなら、やりたいことをやりましょう。
そうすると、実は高校中退、引きこもりでも人生どうにでもなったり、本当は全然オッケーで、逆に挫折してない人生の方が危ういなんてことや、自分は本当は何がやりたかったのかなんてことが見えてくることがあります。
そうすればこっちのものです。
時間だけはたっぷりあるのだから、やりたいことをやりましょう。
それはただの現実逃避であってはならず、自分と向き合うために。
そうすれば人生で1番大事なのは、世間の常識(高校中退、引きこもり、不登校とかは負け組で、お先真っ暗とか)ではなく、
自分の人生はどうにでもなるものであり、人生を変えるのは自分自身の心だといことに気がついていくのではないかと、私は思います。
長くなったので今日はここまで。
次回は好きな淫夢動画について書きます。(どこに需要があんだよ)