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京大国語の勉強法 京大国語に勉強は必要ない!? 国語勉強法の王道から裏技まで

今回は京大の国語ができないけど、どうにか切り抜ける裏技を紹介したいと思います。

 

  

 

 

 京大国語で5割とるの具体的な勉強法・参考書はこちら!

 

 

kuunuu.hatenablog.com

 

 

 

 

先日メールで質問をいただいた京大国語の勉強法について。

 

 

その他科目については、結構まじめに記事を書いたのですが国語だけ記事化していませんでした。

 

 

というのも国語に関しては、受験直近の二年間はほとんど勉強していなかったからです。

 

 

そのため、あまり体系立った勉強方法等なく、受験当日も眉唾の裏技で本試5割くらいを獲得したので、あまり参考にならないんじゃないかと思って、記事にしていませんでした。

 

 

今回は質問いただいたので使命感にかられ、暇なので書いてみたいと思います。

 

 

 

 

本日のメニュー

 

 

 

 

国語勉強法の王道とは

 

 

 

①語彙力

②思考力

③記述力

 

 

僕は主に大学受験国語が上記の3つからなっていると考えます。

 

ちなみに時間がない受験生は③の裏技を紹介するので、ここは飛ばしちゃってOK。

 

ただしこの方法によって出したてんすうに関する責任は一切取らぬ。

 

(オープン30点代から本試70点台まで伸びました)

 

以下に僕のつたない受験勉強遍歴とともに、なんでその要素が大事なのかを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

①語彙力

 

 

 

 

 

中退した高校時代、僕が国語の勉強としてはじめに取り掛かったのが語彙力養成でした。当時は若く語彙力が必要でした。

 

 

現代文を読んでいてペダンティックイデオロギーアイデンティティ、憧憬など、その言葉の意味が分からないと、本文の読解に大きな支障をきたす単語というものがあります。

 

 

そして古文は単語げーの要素が多いです。一個の単語の意味がたくさん載ってる単語帳を選び、文脈に合わせて直訳すると点になりやすいです。

 

 

学校の先生は文脈に合わせた訳を~とか言ってますが無視でいいです。

あらかじめすべての訳が乗ってる単語帳を使えば、その訳に当てはめるだけでおkで、本番にそんな無駄なとこに思考力を使わないのが僕のスタイル。

 

 

 

 

この時期に使った単語帳は

 

・現代文キーワード

・古文単語フォーミュラ 桜咲く古文単語 600の二冊です

 

 

現代文キーワードのもう一つの利点として、キーワードというのは世界を見つめる一つの眼鏡のようなものであり、キーワードは現実世界の事象の構造を端的に表しているものが多く、読んでいて楽しいし、自分の思考力の養成につながります。

 

これが②につながっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

②思考力

 

 

 

 

現代文では思考力が大事だとか言われていますが、思考力の正体を僕は、緻密に、一文一文をつなげながら読むことだと考えています。

 

 

 

あたかも筆者が目の前で公演しているかのように、その発言に当たる一文一文の理解、そしてそれをつなぎ合わせていくこれが現代文の思考力だと考えています。

 

 

 

 

ここで問題になるのは、教師の方々はこの理解段階において、100%の理解を求めてきて、それで正解を出すようにいってきますが、

僕は70-80%の理解があれば、正解、合格点を出すことは可能だと考えます。

 

 

理解を追求すると後で後悔するので、どんなふつに理解すべきなのか?について解説します。

 

 

 

これはある予備校講師に聞いた話。

 

 

大学受験に出てくる現代文のテーマは大体20個くらい。そのテーマに対する筆者の見解、理解すべき点というのは限られている。

 

たとえ未知の問題テーマが出たとしても、その基本的なテーマを抑えていれば、そこからの発展で理解できるし、思考できる。

 

 

とのことでした。

 

 

実際、現代文を解いて解説を読んでいくと、あ、これ、この前の問題と似たテーマ、見解が書いてあるな。とか、

 

 

古文でも、あれ? この話の流れは、どこかでみた覚えがあるぞ?ということが多くなって来ます。

 

 

そうした経験を積んでいくことで、現代文に対する免疫のようなものができて来ます。

 

 

そういう経験が、解説に書いてある、こんなん絶対わからんやろ!とか、

読み取れるわけがないというような解答の記述のようなことまで、読み取る、”ヤマ勘”みたいなものを作って行きます。

 

 

 

そうすると、現代文のテーマから話の流れを予想したり、あれここは前の人と違うことを言ってるんだ。で、その根拠は?

 

というように、筆者と対話するような現代文の思考ができるようになっていくのです。

 

 

だから始めのうちは現代文が解けなくて当たり前。いわば経験不足なのです。

 

こういう経験を解答解説の熟読を通してたくさん積み、いわゆる頻出テーマみたいなのを抑えていけばいいのです。

 

 

初めから東大やったるわ!とか、京大やったるわ!とか、河合塾の模試で現代文偏差値70超えたるわ!とかいう思考そのものが間違っており、

 

できなくて当たり前、解答解説をたくさん楽しみながら読んでレベルアップみたいな思考でやりましょう。

 

 

 

 

 

③まずは王道の記述法

 

 

 

 

 

 

ここが僕の得意?なところなのですが、

 

まずは裏技ではなく、王道を往きましょう。

 

 

 

現代文の記述にはコツがあります。

これを抑えるだけで点数が平気で10~20点上がります。

 

 

 

 

京大現代文の問題形式は、

①理由説明型

②〜とはどういうことか、

という内容説明型の二種類があり、

 

 

どちらにも共通して重要なのが、要素的に考えることです。

 

 

 

現代文の解答は要素によって採点されています。多分。

 

 

 

例えば、なぜ絢辻詞は可愛いのですか?と尋ねられれば、(配点12点)

 

 

過去に優秀な姉に対する劣等感を持ち、/両親を含む誰にも承認されないという経験をし/承認されるために/優等生として振舞うことで/愛される、承認されることを目指す/という表面的な優等生とは異なった繊細な内面を持つキャラクターだから。

(ガバガバ)

 

 

というふうに6つくらいの採点基準を設けられます。各2点。

 

 

こんな風に解答を要素の集合として考えることで、解答に漏れがなくなり、不必要なことを書くこともなくなり、さらに採点者も読みやすい解答を作ることができるのです。

 

 

さらに要素に分けることで採点者に俺はわかってんだぜっていう事をアピールすることができます。

 

 

ここで注意なのが、

自分の言葉で記述するか、

本文中の言葉で記述するかなのですが、

自分の言葉で言い換えるのは極力避けていました。

 

 

微妙なニュアンスの違いが生じ、解答が破綻したり、矛盾が生じたり、本文の説明と食い違ったり、何より、採点者が採点しにくくなるためです

 

 

 

さらに本文中の言葉を使うことで、そうした無駄な減点要素を極力減らし、要素と要素同士の論理関係のみに集中できます。

 

 

 

以上をまとめると、

 

 

 

解答には要素に分節してまとめる。

 

その要素同士の論理関係まで採点基準だよ

 

 

 

ということなのです。

 

 

 京大国語の裏技

 

ここらは京大現代文の裏技を書いて往きたいと思います。

 

 

 京大の国語の特徴として

 

 

マスがありません。

 

 

これは、言葉を尽くしてわかりやすく説明して下さいという出題者の意向だと考えています。

 

 

そこで考えたのが、

 

 

あれ?これって小さく書き込みまくって、要素詰め込みまくったらいいんじゃね?

 

という単純な発想です。

 

 

そこで本来なら一行20-25字程度の解答欄に僕は30-35字程度の文字を詰め込んで書いていました。

 

 

 

 

これにより、解答の要素漏れを減らし、加点要素に出来るのです。

 

 

結果、初め真面目に解いてオープン30点台だったのに、次のオープンでは勉強しないで20点以上点を上げたり、4割取れればよかった本試験で5割取れたので戦略的にはありだったと思ってます。

 

 

 京大国語で5割とる具体的な参考書、勉強法はこちらから!

 

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それでは。

 

 

 

 

 

ただ、字は丁寧に書かないと、採点者の機嫌を損ねるので注意。あと、この方法は邪道だと思ってるので、自己責任でお願いします。