受験本番でケアレスミスをなくす方法について書いてみる回
皆さんこんにちは。詞です。
今回はケアレスミスをなくす方法について書いていきたいと思います。
自分自身かなり注意力散漫な人間で、ケアレスミスに関してはしょっちゅう犯し、受験期はかなりケアレスミスに悩まされていました。
試験本番までにできる限りの知識を詰め込んで勉強することは重要ですが、それ以上に、試験会場で自分がやってきたことの100%が発揮されることは、それ以上に重要です。
A判定やB判定が出ていたのに、試験会場本番でケアレスミスが連鎖して、10点、20点と失って、結果不合格になってしまった。。。なんてことにならないように、試験本番までに、ケアレスミス対策も万全にしておきましょう。
それでは具体的に書いて合気ッ!
そもそも論 ケアレスミスは起こる
こんなことを書いてしまっては、アレですが、ケアレスミスは起こります。
たまに、一回解いただけでケアレスミスは全く起きないみたいな超人的な人がいますが、それは例外で、めちゃくちゃ優秀な人でもケアレスミスを起こします。
でもミスとして目立たないのは、ケアレスミスが起きないように、自分のミスを分析して2度と同じミスが起きないように対策をしているからです。
この準備力によって差が生じます。
なのでケアレスミスが起きたことを発見したら、本番じゃなくてよかった!とむしろ喜びましょう。
そして具体的にそれが本番で起きないような対策について考えていくのです。
次項では、具体的なケアレスミス対策について書いていきます。
具体的にどんな対策をしていったらいいのか
では具体的にどんなケアレスミス対策をしていけばいいのか。
僕はケアレスミスがめちゃくちゃ多かったので、対策を、
試験本番前にやる対策
と
試験本番でやる対策
の2つに分けて対策をしていました。
順番に解説していきたいと思います。
試験本番前にやる対策
自分のミスを分析してノートに書きためていく
まずはこれですね。
ケアレスミスが起きる以前にケアレスミスを防ぐという趣旨の対策です。
大きな方針として、ケアレスミスチェックの精度をめちゃくちゃ上げよう!
って話です。
受験生はみんなケアレスミス対策!とか言ってますよね。
でもそれでも差がつくのはなぜか。
それはチェックの精度に個人差があるからです。
ケアレスミスのチェックの網がダディー並みにガバガバな人もいれば、めちゃくちゃ細かくてどんなミスも逃さない人もいます。
その差は、ケアレスミスの分析力です。
各教科ごと、自分が解答作成時にどんなケアレスミスを起こしやすいのかを分析していくのがめちゃくちゃ重要です。
僕のめちゃくちゃ優秀な友達は、高校1年の段階から自分が起こしやすいケアレスミスをノートにまとめて、試験前は勉強ではなく、ケアレスミスノートを読んでいました。
優秀な人ほど、自分がどの時点でミスを犯しやすいのか?を分析しています。
具体的にどんな着眼点でノートを書いていくかというと、
数学の計算において自分がよく間違える計算部分や、
論述問題の文末が体言止めで終わってしまいやすいとか
英作文において、この単語のスペルを間違いやすいとか
接続詞を抜かして論理関係が曖昧になってしまいやすいとか。。。
こうした自分のミスの癖を各教科ごとにためていって、ケアレスミスチェックの時にはこうした観点から優先的にチェックし、そのあとに、全体的な計算のチェック、論理関係のチェックなどを行っていくようにすると、ケアレスミスチェックの精度がめちゃくちゃ上がります。
自分の集中力を高める工夫を知っておく
お次はこれ。
これも多くの受験生がやっていないことです。
いざって時に集中するために、皆さんはどのような工夫をしていますか?
多くの受験生は緊張や不安感がマックスになる試験会場で、勝手に自分は集中力マックスの状態になれると信じ込んでいます。
でも実際の試験は一回きり。
普段から、いざ集中しないといけないときには、集中力をフルに発揮できるような工夫を持っておかないと、集中できないほうが普通だと思います。
普段筋トレをしない人がいきなり、めちゃくちゃ重い重量で筋トレをしようとしたら怪我するように、集中力に関しても、本番で集中力マックスにできるような工夫を持つべきです。
これに関する着眼点としては、
・試験前日の緊張感の中、すぐに眠りに落ち、ぐっすり眠る工夫
・試験日に緊張でおなかの調子が悪くなったり、朝食がのどを通らなかった時にはブドウ糖を摂取するために何を食べるか?といった工夫
・カフェインを試験何分前に取り、集中力のピークに達するか?という工夫
・昼寝をして、ワーキングメモリをリフレッシュし、集中力を取り戻す工夫
など試験前日から、試験当日、試験時間の間まで、自分の集中力が100%に近い状態をキープできる工夫を積み重ねましょう。
これもすべて、自分が積み重ねてきた努力が100%発揮されるために重要なことです。
ちなみに、昼寝で勉強効率を上げようって記事はこちら!
次項では試験中にやるケアレスミス対策について書いていきたいと思います。
試験中にやるケアレスミス対策
ほいじゃあ、試験中にやるケアレスミス対策について書いていきます。
ここに関しては、前項で解説した個人の分析に基づいたケアレスミス対策、チェックがほぼ全てだと思うので、自分がやってた対策について書いていきます。
暗算しない
まずはこれ。
暗算は計算が速くなって良いことのように感じますが、ワーキングメモリが大きく使われるので、よっぽどミスがない自信がある人以外はやめたほうがいいです。
自分も簡単な計算でも、目で見ながらチェックしつつ、見やすく後でチェックができるように書き残していました。
暗算は後で計算過程をすべてチェックするのに向いていないし、暗算することで、どうしても計算それ自体ではなく、次の計算ステップに思考が先走ってしまいがちなので、避けましょう。
合格点をとることに関しては、すべての問題が解ける必要はありません。
そうなると試験時間は十分にあります。
自分ができる問題を確実に点にすること、そしてそれを積み重ねることが第一です。
判読可能な文字か?採点者にストレスを与えないか?
お次はこれ。
特に文系科目はこれが大事で、採点者が読めない字や、読むのに苦労する可能性のある字はrewrite しましょう。
採点基準が理系科目と違って採点者個人に委ねられる部分が大きく、曖昧になりやすい文系科目においては、読みにくい字で採点者の機嫌を損ねるのは絶対にNGです。
一度書きあがったら、まず読めない字はないか、読みにくいと感じられるような字はないかチェックしましょう。
あくまで文系科目においては、一見して判読可能であることが重要で、きれいな字である必要性はありません。ので間違えないように。
大問1問ごとにチェック
数学の大問をどんどんといて点を稼ぎたい気持ちは分かりますが、その気持ちをぐっとこらえて、自分が解きあがったその大問をまずはチェックしましょう。
センター試験は別にしていましたが、どんどん解き進めていって最後に時間がなくて全部の大問のケアレスミスチェックができなかった。。。
なんてことにならないように、一息ついて、まずは今解きあがったばかりの問題をチェックしていきましょう。
複雑な計算部分はめんどくさくてももう一度手を動かしてチェック
数学でめっちゃめんどい計算ってありますよね。
めちゃくちゃめんどくさい計算は、他に解き方がある可能性を示唆していることが多いですが、力業で解くとめちゃくちゃめんどくさい計算が多発することがあります。
ゲッ これ全部計算するのかよ・・・。と思うかもしれませんがめげずに計算しなおしましょう。
それが原因で、合っていたのに点数が飛んでいくなんてことよりはましです。
ケアレスミスチェックの優先順位をつけて実行する
最後はこれ。
これはあんまりやっている人が少ない気がします。
始めの問題からすべての問題のチェックをやり直していたら、一回のミスチェックで間違っていなかった問題もチェックしてしまう潜在的な可能性が高くなり、タイムロスが生まれます。
自分は計算過程に自信がなかった大問にはチェックをつけて、大問1問ごとのチェックが全部終わった後には、その優先順位に基づいたチェックを行っていました。
そうすることによって、チェックを最適化し、得点を最大限にすることができますよね。
関連記事時はこちらです!
さいごに
今回はケアレスミス対策について書いてきました。
皆さんの役に立っていれば幸いです。