高校中退の末路 高校中退したら京大に入って塾を始めた話
皆さんこんにちは。詞です
先日お会いした某方に、
『詞さんみたいに、高校中退してもこんな風に明るく生きられるって知って、
勇気をもらえました。』
と言ってもらえたのが中々うれしかったです。
そんなんで、今日は高校中退しても、人生終わりじゃないよって話をします。
僕のやっている不登校、高校中退、通信制高校生専門塾はこちら！
高校中退の前書き
高校を辞める原因なんて、
留年、友人関係、学校の環境、病気、
本当に人それぞれですが、
みんなに共通するのは、
『高校やめたけど、自分の人生どうなっちゃうんだろう。。。』
という不安感ではないでしょうか。
かくいう私も、高校を2か月で不登校になり、
留年➣中退という道を選んだ時に、
『ああ人生終わったわ』と思ったものです。
それまでの人生ではレールに乗って、
フツーに中学を卒業して、
フツーに高校も卒業して、
大学に入って、
就職するもんだと思ってました。
でも、いろいろあって中退。
それからいろいろあって京大に入って、
今は不登校や高校中退、通信制高校生などを専門に教える、
先生4人の小さい塾をやっています。
高校を辞めてから4年。
4年前の高校を辞めた自分はこんなになってるとは、
想像だにしなかったと思う。
高校中退の末路
高校を辞めて、人生に絶望して、とにかく家の中に引きこもっている毎日。
そんな生活をし続ける中で、ふと心に浮かんできたのが、
『もうここが人生のどん底なんだから、これ以上、下に下がることはない。
じゃあ、最後に”もう一度だけ”挑戦してみよう』
という思いでした。
どん底のどん底に行ったのだから、これ以上下に落ちるとすれば、
あとは人生そのものを諦めるくらいしかない。
だったら、もう一回くらい、何かに挑戦してみてもいいんじゃないか、
そう考えると、やるせない絶望の中に、少し光が差したような気がしました。
そこから、はじめは高卒認定試験に向けての勉強、
そこから大学受験、
そして最終的には、京都大学に受けて勉強を進めていくことができたのでした。
そして今は、京都大学の3回生として、
同じ志を持ち、尊敬、信頼できる友達と、
かつて自分と同じ境遇にあった生徒さんに塾をやっています。
その生徒さんらが、自分たちを頼りにして、勉強に臨んでいく姿をいると、
”自分の苦しかった経験も無駄じゃなかったなぁ” と思います。
なぜ人生逆転できたか 終わりだと思った時がほんとの終わり
家庭教師として、塾の先生として、
色んな生徒さんと関わる中で感じたのは、
失敗をめちゃくちゃに恐れて、立ち止まってしまう事。
勉強が分かんないところが出てきたらどうしよう。
試験に落ちたらどうしよう。
そもそも勉強が1年も2年も続けられるか分かんない。
一人だと、こんな風に悩んで立ち止まってしまいます。
でも、重要なのは、
立ち止まること、休むことをしてはいけないのではなくて、
立ち止まっても、休んでも、また始めればいいのです。
本当の”人生の終わり”は
立ち止まって、結局やってきたことも何もかも放棄して、
途中でやめてしまうことです。
高校中退しようが、勉強で挫折しようが、不登校になろうが、
それらはまだ単に ”休止中” であって、
何にも終わりじゃありません。
また始めればいいんです。また再開すればいいんです。
一人でやるのが怖いなら、一人で立ち向かうのが怖いなら、
誰かと一緒に歩めばいい。
あきらめた時が本当の終わり。
あきらめずにやり続けること。
簡単なようで難しいけど、
僕も塾生と一緒にいろんなことにチャレンジする中で忘れないように、
またこの言葉を思い出して頑張ります。
生徒さんを募集中です。先生はみんな少し変わってるけど面白い先生です。笑
理系文系、男性、女性両方の先生がいます。詳細は以下記事で。
