不登校、高校中退から独学で京大へ

高校中退、不登校、引きこもり⇒京大合格した勉強法と、なりたい自分になる勇気を与えるやべーブログ

高校中退後の進路とよくある質問

 

高校中退後の進路とよくある質問について書いていきます。

 

 

 

 

高校中退進路図

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進路図

中退するにあたって、よくある心配事とそれに対する僕の考え

 

 

中退したら就職や人間関係で差別される?

 

別に今まで差別らしい差別を受けたことはないです。就職でも差別は受けないそうです。ただし就活の面接で中退した理由を多くの場合、尋ねられるそうです。

後述しますが中退したことは必ずしもディスアドバンテージにはなりません。

中退を自己理解を高めるきっかけにして、それを自分の売りにすることもできます。

 

ここからは僕の意見ですが、高校中退だからと言って差別してくるような会社や、人とはかかわらないほうがいいと考えています。

 

それはその程度の企業や人ということで、我慢してかかわり続けてもメリットよりデメリットのほうが大きいと思うのです。

 

そんな人らとは、さっさと関わりを断って、自分の能力などを正当に評価してくれるところに行きましょう。

 

高校中退という選択も、自分は立派な決断の一つだと思います。

だからこそ、投げやりに中退するのではなくて、何が苦手で高校をやめたのか、自分がどんな性格特性を持っているのか、自分は何が得意なんだろうか、といった、自分の特性を把握すると、その後の大学や、就職でもより楽に世の中を渡っていけると思うので、このチャンスを生かしてほしいと思います。

 

何事も活かし方によってだと思います。だから中退だからと言って、引け目に感じることなく、自分の能力を、自分に合ったやり方で磨いていけばいいのです。

 

 

 

中退しても大学に合格できるのか

中退しても大学受験に成功することは可能です。しかし必要不可欠な要素が一つあります。それは、何でも勉強に関して質問できる環境です。

これは予備校でもいいですし、場合によっては親御さんでも構いません。

何よりも、なんでも質問してすぐにその場で大抵の回答を提示してくれる環境が大事なのです。

 

勉強の中心は、自分で問題集を解き、解説を読み、理解、暗記していくことです。

この部分は普通高校でも、僕のような独学でも変わりません。

 

しかし、完全独学の環境で大学受験をすること、あるいは通信制高校に通っていようと、この人だったら自分の質問に答えてくれる!という人がいなければ、理解できないところはすべて暗記に頼らざるを得なくなります。

 

これが僕が完全独学をあきらめた理由です。

 

ですので、独学を中心に勉強していくとしても、予備校、高校再入学、通信制高校など、どのような形であれ、質問ができる環境は確保しましょう。

 

また、通信制高校、予備校などを選ぶ際にも、常に質問ができるかどうかや、先生の質、生徒と先生の距離、先生が多いか(一人の先生と関係が悪化しても質問できるように)なども考慮して、とにかく質問ができる環境を確保しましょう。

 

 

 

中退後の進路とメリット・デメリット

 

 

この項では中退後に考えられる進路と、それぞれのメリットやデメリットについて書いていきます。これが、中退後の進路選びに役立てば幸いです。

 

 

通信制高校

 

メリット

 

ほぼ確実に高校卒業資格を取れる 

 

通信制高校の卒業率は8割以上となっており、ほぼ確実に卒業して、高卒資格を取ることができると考えられます。

 

 

デメリット

 

 

卒業までに最低高校生活に最低三年かけなきゃいけない

 

以前在籍していた高校の在学期間と、通信制高校の在学期間とを合計して、最低三年間は高校生活を送らなければいけません。通信制高校は通学不要で、課題だけやってあとはほかのことを自宅でできると考える人もいるでしょうが、意外と通信制高校の課題や、定期テスト、スクーリングなどはめんどくさいものですし、18歳になったらすぐ受験できるという、高卒認定試験と比べて期間の縛りもあるのがネックです。

 

 

お金が比較的多くかかる

 

通信制高校の学費は、公立、私立で様々ですが、年間でのスクーリングや諸経費を含めて年間10万~数十万円ほどはかかってしまいます。

 

 

学校ごとに先生や学校の質がバラバラ

 

これは極めて当たり前のことですが、通信制高校の先生のレベルは非常にバラバラで、自分が大学受験をしたいと思って、問題の質問をしに行っても答えられない、うまく教えることができないという可能性もあります。ので、大学受験に特化して勉強していきたいのなら、予備校に行ったほうがいいという考え方になり、結果として通信制高校の意義が分からなくなってしまうと思います。

 

通信制高校はあくまで高卒資格を取らせる場所ですので、個人的にはそれ以上の期待をするべきではないと思います。

 

 


高卒認定試験

 

 

メリット

 

受験費用が破格の安さ

 

高卒認定試験の受験費用は、受験科目によって変動しますが4500~8500円で非常に安いです。また、以前在籍していた高校で取得した単位があれば、免除科目もありますので、受験科目を減らすことができます。一度落とした科目でも、次のテストで何の制限もなく受験できるので、数うちゃあたる的な戦い方もできます。

 

 

受験に縛りがない

 

受験する年度に満16歳になることが条件で、受験資格は年齢だけです。

また高卒認定試験で全科目合格できていれば、満18歳になった時にすぐ、大学を受験することができるため、時間的なロスがありません。

 

 

高卒程度認定試験だが難易度がめちゃくちゃ簡単

 

kuunuu.hatenablog.com

 過去記事でも書きましたが、高卒程度とありますが内容は高校一年生位以下の学力でも合格することができます。いろいろなブロガーの方がその難易度について書いていますが、まともに中学校内容を聞いていれば2~30時間程度の勉強をすれば合格をほぼ確実にすることができます。

殊大学受験、専門学校入学資格を得たいということならば、通信制高校を卒業する難易度よりもずっと簡単だし、コスパもよいと思うのです。

 

 

高卒認定試験予備校もある

 

それでもできそうにないという方にも、高卒認定試験予備校もあります。

まあ、個人的には、そのお金をこっちの予備校に突っ込むよりは、大学受験用の地方予備校に突っ込んだほうがいいと思いますが…

 

 

 

デメリット

 

 

情報収集は自分でやらないといけない

 

受験願書の取り寄せから、受験対策までの情報を自分で集めなければいけません。自分もネットで情報を調べたり、願書を県庁にもらいに行ったりと、結構自分でやらなければいけないことが多かったです。でも、今は調べれば情報がネット上で分かりやすく解説されているため、それほど心配する必要はないと思います。

 

 

高卒認定試験の認知率が低い

 

高卒認定試験は、旧大検制度ですが、高卒認定試験単体では高卒者と認められないということがあります。バイト等では、うまく説明できれば認めてもらえるかもしれませんが、正社員として入社ということになると、なかなか認知率が低いため高卒者として認めてくれるか微妙です。

 

高卒認定試験はそもそも、専門学校や大学試験、また各種の専門試験などの受験資格などの次のステップに進むための試験です。ですので、高認資格単体ではあまり効力を持たないことを理解しましょう。

 

 

 

海外高校進学

高校を中退した僕の友達の中には、海外の高校に進学して、向こうで高卒資格を取ることにした人も結構いました。台湾やアメリカ、シンガポールなど国は様々でした。

しかし、如何せん自分の体験した内容ではないのでこのパートは内容が薄いです。

 

 

メリット

 

 

語学の力を身に付けながら高卒資格を取れる

 

現地の高校に通うため、もちろん語学の力がつきます。

 

 

海外大学の受験資格が取れる

 

 

日本の大学の帰国生入試制度を利用して大学に入学できる

 

帰国生入試制度というものがあり、京都大学東京大学をはじめとする多くの大学がこの制度を持っています。一般入試と異なって、TOEFL IBTスコア、小論文だけという試験もあり、一般入試よりも低コストで入学できる大学もあります。

また、倍率も一般入試よりも低いことが多いですので穴場となっていると思います。

 

 

 

デメリット

 

デメリットに関してはあまり聞いたことがありません。

〇お金がかかる

〇海外生活には不安が付きまとう

くらいでしょうか。

 

番外編

 

 

 あまり役立つものではないと思いますが、僕のように18歳で全日制の普通高校に再入学するという手もあります。

 

 

普通高校再入学

 

 

メリット

 

 

〇授業を受けられる

 

受験勉強を一人でやっている中で、あぁ授業があったら分かりやすかっただろうなぁと何度も思いました。

でも、自分で勉強していく中で、わからないことを詳しく言語化して、質問していけば授業がなくても大丈夫だということを悟っていきましたが。

 

 

質問し放題

 

いろんな教科の先生が、複数人いるために自分が質問しやすいと思える先生を見つけて質問しまくることができます。高校の先生は基本的に教えることが好きなので質問して煙たがられることはありませんので、わからないことは質問をしまくることができますので安心して勉強を進めることができます。

 

いつでもわからないことがあったら質問できるという環境は、勉強を進めていくうえでは非常に重要だと思っています。

 

分からないことは、質問すればきっとわかるという確信が、わからないことに向き合って勉強できる勇気をくれると思うのです。

 

 

高校に通う意義をもって高校に通える

 

高校を辞めた人の中には高校に通っている意味が分からない、という理由で辞めた人もいるともいます。

 

しかし、実際に辞めてみると、高校ってこんな意味がある場所だったなあとか、こういうことができる場所だったんだということに、やめて初めて気が付く党いことがあると思います。

 

ですので辞めて初めて、高校の意義が実感されて、もう一度高校に通ってみたいと思うことがあると思います。

 

僕は実際に自分でやってみて振り返って、この選択がベストなものだったと思っています。これは僕が置かれていた環境にも大きく依っていたとは思いますが。

 

ですので個人的にはこの選択肢は全然ありだと思ってます。

 

 

 

デメリット

 

 

高校生活に縛られざるを得ない

 

自分は人生のレールをもとに戻すことが一番のプライオリティだったので、大学受験を一番にしていましたが、やはりそういうことで先生と対立してしまうことも多かったです。

 

 

人によってはやっぱり高校が合わないという人もいる

 

 

精神の違いが苦しく感じる人もいる

 

やっぱり年齢が2つ違ったので自分と周りの子の精神状態が違って苦しかったと気がたくさんありました。学校行事の中でも、

自分は何よりもまず勉強だったので、うまく楽しめなかったり、うまく笑えてねぇな自分って感じたことも何度もありました。

そんな中でも、自分に分け隔てなく接してくれた自分の周りの子には感謝していますし、年下の子からいろいろなことを学ぶ機会も多くありました。

 

今では年下なのにフランクに話してめちゃくちゃ仲がいい友達もいるのでこれは人それぞれですね。

 

 

 

 

 

このくらいでしょうか。

 

 

大学生活が始まったのでなかなか更新ができないと思いますが更新は続けていくつもりです。

 

もうちょいアクセスが伸びればなぁと思ってます。

 

 

最近格闘技も始めたいと思ってます。

 

 

 

それでは