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英語が純ジャパでも話せるようになる方法を、分析的に考える

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こんにちは。詞です。

 

 

今回は、

 

 

”全く英語が話せない、日本生まれ日本育ちの日本人”が、

 

日本にいながら

 

英語が話せるようになるにはどうすればいいのか?

 

 

について徹底的に分析的に考えてみたいと思います。

 

 

 

 

流れとしては、

 

《結論》話せるようになるには、『伝えたい気持ち+表現のセットを反復しろ!』

 

《背景知識》科学的研究に基づく、英語学習段階論について

 

《重要!》多くの英語学習者が忘れがちな話せるようにならない最大の原因

 

《結論》結局この練習方法が最強 

 

 

て感じで進んでいきまつ。

 

 

関連記事はこちら

 

 

kuunuu.hatenablog.com

 

 

 

 《結論》話せるようになるには、『伝えたい気持ち+表現のセットを反復しろ!』

 

 

 

この記事全体の結論から先に書いてしまうと、

日本人英語学習者が英語が話せないのは、

 

 

言語そのものの持っている、自分の気持ちを伝えるという機能を無視した練習方法

 

をやっているからなんですね。

 

 

例えば、とりあえず、

 

英語日常会話表現集みたいなのを買ってきて丸暗記してみるとか、

 

 

英検のスピーキングのために、英検スピーチ集みたいなものを買ってきて

丸暗記するとか、、、

 

 

 

 

実際に日常生活の中で、この本に載っている表現のような

気持ちになることはあるのでしょうが、

 

 

”練習している時の心理状態”と、”話している時の心理状態”

 

 

とがめちゃくちゃ分離している練習方法なので、話せないわけです。

 

 

 

 

 

以下、詳しく英語が話せるようになるとは?

 

その練習方法とはどういうことか?

 

について分析的に考えていきます。

 

 

 

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《背景知識》科学的研究に基づいた 英語学習段階論について

 

 

 

まず、同じように純ジャパで、英語がnativeレベルに話せる人として、Atsuさんがいます。

 

atsueigo.com

 

 

Atsuさんの提唱している、

英語が日本にいながら話せるようになるまでに変化していく思考の3段階は、

以下の3段階。

 

 

①日本語で英語のことを考えている状態

 

 

例えば、

 

 

英語で『ミーティングを開く』っていうことを言いたい場合には、

 

気持ちとして『ミーティングを開きたい』と思う

②『ミーティングを開く』日本語で考える

③『ミーティングを開く』はなんて英語で言えばいいんだ

open a meeting ? organize a meeting ?

って感じの思考回路になっています。

④『ミーティングを開く』organize a meeting 発話

 

 

こんな感じで、気持ちとして言いたい概念があって

 

それをまずは頭の中で日本語にしてから英語にするという、

 

一般的な人がやっている頭の流れの段階ですね。

 

 

 

 

②英語と日本語が入り混じりながら、英語や日本語で英語のことを考えている状態

 

 

 

この場合を例にすると、

 

 

気持ちとして『ミーティングを開きたい』と思う

②meeting と『開催する』➣organize やな

③organize a meeting 発話

 

 

この状態では、英語の思考と日本語の思考が、それぞれ混ざり合っている状態です。

 

半分くらいの思考が英語で行われていて、

 

半分くらいの思考が日本語で行われている状態ですね。

 

例えば、

 

『~しなければならない』っていう『have to 』って表現は、

 

特に考えなくても、多くの日本人英語学習者の中で、

 

すぐに出てくる表現だと思うんですね。

 

でも、『ミーティングを開く』って表現は

なかなか出てこない人がいるんじゃないかと思うんですね。

 

 

 

そんな感じで、分からない、すぐ出てこないところは、

 

日本語にしていったん立ち止まって考えるけど、

 

それ以外の部分では英語で対応できる状態がここ。

 

 

 

③英語で英語を考えている状態

①『ミーティングを開きたい』という気持ちになる

wanna organize a meeting

②organize a meeting 《表現》

 

 

この段階では、伝えたい気持ち➣英語での表現がよどみなく行われている状態ですね。

 

 

 

第二言語学習論に関する研究を行っている、

京大の青谷先生によると、

 

純ジャパ➣この状態になるには

 

毎日3時間、10年、合計1万時間

 

くらいの学習時間で到達できるらしいです。

 

 

 

《重要!》多くの英語学習者が忘れがちな、話せるようにならない最大の原因

 

 

結論から言うと、なんで練習しても話せないのか、というと、

 

『自分の伝えたい気持ち』に合った練習方法をしていないから

 

です。

 

 

 

 

まず、

 

『英語を話せるようになる』ということは、どういうことか

という事の解像度を上げると、

 

 

 

〇気持ちに対応する表現を知っている

 

〇それを瞬時に取り出すことができる

 

 

 

という2プロセスに分けることができます。 

 

 

それぞれのプロセスを高速化することで、

 

上に書いた3つの英語学習段階が進んでいく感じですね。

 

 

 

 

では、具体的にどんな練習方法がいいのか?

結局どうすれば英語は話せるようになるのか?

という練習方法を考えます。

 

 

 

 

 

『英語を話せる』=

 

〇気持ちに対応する表現を知っている【ストックが溜まっている】

〇それを瞬時に取り出すことができる【高速で射出できる】

 

 

 

この2プロセスが両立していることだと言いました。

 

 

なので、それぞれの精度、スピードを磨いていくことが

英語を話せるようになる練習なのです。

 

 

って書くと、すごく簡単そうに見えるんですが、

 

なんで世の中の日本人の99.9%の英語学習者が

 

英語が話せるようにならないかというと、

 

 

 

 

『伝えたいという気持ち』が無視されているからなんじゃね?

 

 

 

ということが考えられます。

 

発達心理学で、赤ちゃんが何故言語を習得できるのか?

 

という問いに対する答えに、

『母親など、愛着関係を持った他者から言葉を掛けられ

、それに返したいという気持ちが強いから、子どもは言語を習得できる』

 

という説があります。

 

 

 

 

なので、

 

『この気持ちを伝えたいという思い』がなければ、言語取得はできないんじゃないか?

 

と思うのですね。

 

 

 

 

よく、『留学すれば英語が話せるようになる!』って言っている人がいますが、

 

 

 

これは、言葉の解像度が低い、つまり、

 

『結局留学先でどんなことが起きているから、英語が話せるようになるか?』

 

ということに対しての答えにはなっていないんですね。。

 

 

 

 

僕が思うに結局、留学は

 

『この思いを英語で伝えたい!』という瞬間が生まれる”機会”

 

が留学先では圧倒的に多いんですね。

 

 

 

 

このために高い金を払って留学するわけです。

 

 

 

 

日本人と留学先でつるむな!というのも、

 

『この思いを英語で伝えたい!』という瞬間が

 

無くなってしまうからなんですね。

 

 

 

 

これも、京大の研究者 青谷正妥さんの英語学習論にて解説されています。

 

 

 

なので、青谷先生のおっしゃる通り、

 

『英語が話せるようになるために、留学する必要性はない』

 

というのは正しいと思っています。。

 

 

 

 

なので、まとめると、

 

英語が話せるようになるための練習に関する条件は3つあって

 

 

 

〇気持ちに対応する表現を増やす【ストックが溜まっている】

 

〇それを瞬時に取り出す練習 【高速で射出できる】

 

〇その”伝えたい気持ち”自体 を再現する

 

 

ということになります。

 

 

 

《結論》これが話せるようになるための最強の練習法

 

 

オンライン英会話も、ただ時間をかけてただやっているだけでは、

 

一生かかっても英語が話せるようになるはずはなく、

 

 

①オンライン英会話の前に、

 

今日自分は何を話したいのかということに関する

 

”話題”を集める。

 

 

 

自分の気持ちを刺激するようなことに関する話題でないと、

 

『この気持ちを英語で伝えたい』という熱い思いにならないので、

 

この話題選びはしっかりおこなう。

 

②大体日本語で何を言おうかということを考えて書いておく (箇条書き)

 

③英会話レッスンが始まる前にシュミレーションして、一通りどんな流れで、トピックに対する話の流れを構築するかを考える

 

 

④実際にオンライン英会話を行う

 

 

この段階で、初めてこの話題に関して話すので、

 

表現がたどたどしかったり、『あー、これなんて言うんだっけ?』

っていうことになる表現がめちゃくちゃ多くなると思います。

 

これをしっかりと覚えておいて、後日再度『同じ話題、別の講師』で、同じ話をします。

 

こうすることによって、英語が話せるようになる条件の

 

①表現のストック×②表現射出の練習×③伝えたいという強い気持ちの再現

 

 

という3つの条件を満たすことになるので、

 

話せる話題と、それにまつわる表現がどんどん広がっていき、

 

 

ちがう場面で、同じ気持ちになった時に、

 

気持ちと密接に表現を結びつけている練習をしているので、

 

同じ気持ちになった時に、すぐに出てくる=話せるわけです。

 

 

 

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また、瞬間英作文も、英語が話せるようになると言われているのですが

 

これも仕組みとしては同じで、

 

 

 

自分でフラッシュカード短文を日本語で作り、それに対応する英文を書きます。

 

で、その日本語だけを見て、高速で英語が口から出るようにします。

 

 

 

これも、フラッシュカードを作り、

 

それが問題として自分自身に提示することで、

 

『答えないと!』という気持ちになるわけです。

 

人間は心理学的に問題を出されたら

 

『答えたい!』という気持ちになるということが分かっています。

 

 

なので、

 

 

 

ここでもやはり、『話したい!表現したい!』という気持ちと

密接に結びついているわけなんですね。

 

 

 

 

なので、長いのでまとめると、

 

英語を話せるようになるためには、

 

1.自分の気持ちとそれを言い表す表現を覚える

2.その気持ちになる機会を増やす

3.その気持ちになり、それを英語で言い表す練習を複数回数繰り返す

 

という3条件が全てそろっていないといけない、ということです。

 

 

 

以上が純ジャパでも英語が話せるようになるための方法を分析的に考えてみるでした。